Every Day Is Exactly The Same

https://blogs.yahoo.co.jp/roady_6 から引っ越してきました。最近は何かと忙しく放置気味。

首都圏外郭地下放水路(埼玉県春日部市)

正式名称は首都圏外郭地下放水路ですが、その姿から「地底神殿」と呼ばれることも多い人気スポット。写真を見て度肝を抜かれ、見学会に行きたいと思いつつ、平日開催のうえ予約も取りづらいため、3年越しの夢がやっと叶いました。
山口宇部空港で一番早い7時55分出発の飛行機に乗って羽田空港到着後、電車に揺られること約2時間。最寄り駅の東武鉄道南桜井駅にはタクシーが見当たらなかったので、約2.2kmを歩いて12時30分、ついに目指す「瀧Q館=庄和排水機場」に到着しました!
イメージ 1

見学会の時間は約1時間30分ですが、施設全体の説明等にも時間が割かれるので、“地底神殿=調圧水槽”の滞在時間は20分少々でした。
こちらの流域は低地で大雨が降ると氾濫しやすい地形のため、河川の水位が上昇すると、あふれた洪水が立坑を通り地下50mの水路に流されて、最終的に調圧水槽に貯められた後、ジェットタービンを利用したポンプで江戸川に排出されるという仕組みです。
イメージ 2

グラウンド地下に調圧水槽があります
イメージ 3

ここから百数十段の階段を下ると…
イメージ 4

地底神殿に到着!
イメージ 5

イメージ 6

天井が浮き上がるのを防ぐ柱は全部で59本あって、一本の重さは500トン
イメージ 7

8月の大雨で使用されたので、床の一部は濡れて、土砂も溜まっていました。土砂は人力で奥に積み上げて、年に1度、ブルドーザーを内部に入れて片付けるらしいです。
イメージ 8

スペースシャトルがすっぽり入ってしまう大きさの第一立坑
イメージ 9

調圧水槽での自由(撮影)時間は約10分。移動範囲がロープで仕切られていて、非常に狭かったのが残念でした。もう少し奥に行ってみたかったな。
イメージ 10

イメージ 11

下放水路としては世界最大規模らしいですが、現在大阪に建設中のそれはさらに大きいものになるらしいです。大阪の施設も社会見学できるようであれば、ぜひ行ってみたいものです。
048-747-0281
埼玉県春日部市上金崎720
http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/project/g-cans/frame_index.html