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https://blogs.yahoo.co.jp/roady_6 から引っ越してきました。最近は何かと忙しく放置気味。

宇部市の近代化産業遺産

2008年、秋吉台芸術文化村主催の炭鉱×アート フィールド・トリップに参加して、宇部興産敷地内の沖ノ山電車竪坑石垣などを見学しましたが、宇部市にはまだまだ見所があります。このたび、小串地区の水道施設を見てきました。

桃山配水計量室(1924年
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住宅地を通る道路に立つ八角形の建物、ですが何故か「六角堂」の愛称で広く親しまれているらしいです。

裏側から
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道路の真ん中に立っているので、建物の狭い方が「歩行者・自転車」用、反対側が「自動車・単車通行用」になっていますが、広い左側でも軽自動車でないと通れないでしょう。
 宇部市大字小串175-9
 http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=176586

旧桃山一号配水池監視廊入口(1924年
桃山配水計量室から少し登ったところに、配水池があり、2か所の施設が見学できます。
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沖ノ山炭鉱の関連施設として建設された後に宇部市の施設となり、1987年まで使用されたそうです。昔の建築物はしゃれていますね。
 宇部市大字小串1943
 http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=146975

桃山3号配水池
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老朽化した桃山一号配水池などを統合して、1987年に新たに築造された配水池です。
先ほど紹介した旧桃山一号配水池監視廊入口のすぐ後ろにあって、タンク上部に低いながらタワーがあるのがなんともユニーク!
年末年始を除く土日祝日の9:30~16:00に展望塔が一般開放されています。
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敷地内にいらっしゃる方に声をかけて、展望塔(高さ14m、標高80m)の鍵を開けてもらいました。
鍵の管理は、地区の老人クラブ内で当番を組んでおられるそうですが、「私は今年で2回目の当番だけど、初めてのお客さんだよ」とのこと。大体、見学者は、子ども会などの団体を除くと、一日に1人いるかいないかのようです。

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らせん階段を上って、展望塔に行きました。高台の上にあるので、眺めはいいです。

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宇部市野球場と周防灘

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興産大橋が見えます

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