“バリそばプロジェクト”始動

7月9日付けサンデー山口に、バリそばに関する重大ニュースがあったので、一部抜粋して紹介します。

山口名物料理創出推進会議は、山口市の名物料理であるバリそばを広く情報発信するとともに、市内提供店も増やして観光振興につなげようと「山口ばりっとした麺料理開発普及プロジェクト」事業に取り組むことに決めた。
まずは、市内飲食店の調査からスタート。調査後には、バリそばの定義決め～バリそば提供飲食店の整理＆認定～のぼり作成＆認定店への配布～バリそば本作成・販売～やまぐち国体会場でのバリそば本配布～市内バリそば選手権開催～優勝店舗のB-1グランプリ出場～バリそば目当ての市内観光客増大、との青写真を描いている…

この記事を読んだときは、おぉ！とビックリしたけれど、ちょっと取り掛かるのが遅すぎたかなという感じはしますね。
このプロジェクト事務局の山口商工会議所が2年前に開始した御当地検定やまぐち歴史・文化・自然検定も正直まったく盛り上がっておらず、この二の舞にならないといいのですが…

気になるのは、現在のバリそば提供店の大半が春来軒であることです。同じ名前でも経営は違って別の店ではあるのですが、認定店一覧を見渡したときに差別化しにくいかなと思います。
なお、今後の対象店舗には「この機会にメニューに加えたい」という飲食店も入るそうなので、どうせ新規参入するのならレベルアップした味を期待したいものです。
さらに、既存店もサービス向上等の努力が必要でしょう。例えば、子連れ入店禁止の大内の店は、かなりの反感を買っていますしね。

バリそばといえば山口市のB級グルメね！と広く認知されるようになるよう、期待しています。

サンデー山口バックナンバー
http://www.sunday-yamaguchi.co.jp/pdf/daili_pdf/2010-07-09-1bu01.pdf