Every Day Is Exactly The Same

https://blogs.yahoo.co.jp/roady_6 から引っ越してきました。最近は何かと忙しく放置気味。

表大雪縦走 1 (旭川市~白雲岳キャンプ指定地)

7月23日(曇) 旭川市~白雲岳キャンプ指定地
道北バス」09:15旭川駅前→11:05層雲峡(\1,950)→「層雲峡ロープウェイ&リフト」(\1,400)→12:00七合目→13:25黒岳→13:54黒岳石室→15:25北海岳→16:45白雲分岐→17:10白雲岳キャンプ指定地

前日に「ANA289便」11:05福岡空港→13:20新千歳空港、「JR特急エアポート143号」14:19新千歳駅→16:20旭川駅と移動して、旭川市のビジネスホテルに宿泊。当初は層雲峡宿泊の予定だったが、居酒屋「独酌三四郎」に行ってみたかったので…
旭川市のビジネスホテルをチェックアウトして、9時15発の道北バスで11時5分に層雲峡バスターミナルへ到着。
徒歩数分の黒岳ロープウェイの駅売店で、EPIのガスカートリッジを購入した。
ロープウェイに乗り込んだが、外は視界ゼロ。5合目駅でロープウェイを降りて、数分歩いた先にあるペアリフトに乗り換え11:50に7合目駅へ到着。
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ここで昼ごはんを食べようかと思ったが、売店にはコーヒーやジュースしかなかった…食事をするのなら、5合目駅までで済ませておきましょう。
12:00 入山名簿に記入後(登山計画書は北海道警察旭川方面本部地域課へ提出済)、ソイジョイや行動食をかじりつつ黒岳山頂を目指したが、暑くてキツかった。子どもや観光客のお年寄りだって登っているのだけれど、テントやマットを積み込んだグレゴリー・トリコニの重量(福岡空港での計測値は14.5㎏。ガスカートリッジ・水なし)が効いているようだ。
この縦走中はずっと、上りになるとコースタイムがガクンと落ちた。単なるトレーニング不足です。はい。

13:25 汗をダラダラ流しながら、黒岳山頂(1984m)到着。頂上に着いたとたん、風が吹き始めて気温も下がって気持ちがいい。山頂の岩場にエゾシマリスを発見(このあとも何度か目にした)!ここからキャプリーン2の上にR2を着て行動した。
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13:54 山頂を下って黒岳石室を通過。昨晩、ここで幕営していれば、後々の日程が楽になる。今回はマイレージ利用だったので福岡‐札幌便にしたが、07:55発の山口宇部‐-羽田-11:35新千歳にすれば、日暮れ前には黒岳石室へ着けるはず。
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赤石川の渡渉後、短い雪渓を過ぎると上りになりペースダウン。
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クジャク岩を過ぎた辺りで、休憩をしているご年配2人組みに追いついた。中学校同窓会で福岡から北海道へゴルフに来て、引き続き2人だけが登山をしてるんだとか。「65歳なので最後の冒険と思って来たが、こんなに大変とは」と笑っておられたが、お互い白雲岳避難小屋まで行くことがわかり、後ほど再開することを約束して別れた。

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15:25 北海岳(2149m)に着いたが、ガスガスで展望はゼロ。白雲分岐の手前で雪渓をトラバースする。踏み跡があるし傾斜もたいしたことはないが、足を滑らすと大変なことになるので、ストックでバランスを取りつつ慎重に通過した。
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16:45白雲分岐。白雲岳山頂はガスに覆われているので、白雲岳には向かわず、先を目指すと、白雲岳避難小屋が遠くに見えてきた!
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17:10 白雲岳キャンプ指定地到着。ヒルバーグやMSRなどの珍しいテントがあるなぁと思ったら、デンマークからやってきた人らしい。避難小屋の人数は不明だが、テント場は計6張りで広々していた。
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テントを張ったあと、水場で水を汲んだが、雪解け水なので手が切れそうなほど冷たい!この辺りの水場はエキノコックス対策で煮沸が原則となっているが、浄水器のスーパーデリオスを持ってきたので、冷たい水を飲むことができる。おいしい!!
しかし、水場の水底にはご飯つぶが落ちており、後からやってきた小屋泊の4人が食器洗いを始めたのにはがっかり。こういうのがいるから、どんどん環境が荒らされていくんだな。

就寝中は、日中着ていたパタゴニア・キャプリーン2+パタゴニアR2、パタゴニアアクティブスポーツボクサーブリーフ+CW-X+モンベル・トレッキングパンツ、履き替えたソックスという服装に、モンベル・ウォームアップシーツ+モンベル U.L.スーパーストレッチ ダウンハガー#4、U.L.コンフォートシステムパッド+U.L.コンフォートシステムピローという組み合わせ。これで寒ければ、パタゴニア・ダウンセーターも着込む予定だったが、テント内の気温は10℃でちょうどよかった。