RNS510のリアカメラ不具合対策

2009年のクルマ購入当時のことですが、メーカーオプション純正ナビRNS510はワンセグが付いていない（2010年頃から対応したらしい）、移動中はTVが見られない、価格が高い、CDからのリッピングができない、故障が多いらしい等々評判はあまりよくなかったようです。

私は運転中にTVを見ることはしませんし、HDDへの取り込みはPCでエンコードしたMP3データをSDカード（SDHC対応だったらよかったのですが）で移せばいいだけのこと。
なんといっても、ナビ本体のほかにETCユニットとリアカメラ、MEDIA-IＮが付いて、ステアリングが操作スイッチ付きのものに替わり、また、メーター間のマルチファンクションディスプレイにナビのルート案内も出るようになったうえで取付工賃も価格に含まれているのだから、新車契約時に迷うことなくRNS510を選択しました。

納車後に、付いていてよかったなぁと強く思ったのはリアカメラでした。伝統の太いCピラーにより斜め後方視界はよくありませんので、駐車するときにはとっても重宝しています。
ただし、リアカメラが動作するのにモニターに映像が映らない不具合がときどきあって、不具合対策を依頼することになりました。ディーラーによれば“輸入元でも最大の案件”と認識しているらしく、その後のソウトウェア対策でやや改善したものの、まだ1～2割の確率で不具合が発生していました。

それからしばらく進展がありませんでしたが、先月にディーラーから連絡があり、TVチューナーの交換となりました。
リアカメラの映像はTVチューナーを通して出力しているようで、映像が出ないのはそのチューナーが原因だったようです。交換後はワンセグにも対応しましたが、フルセグと比べると画質はかなり違うものですね。でも、交換して3週間になりますが、カメラの動作は完璧になりました！

しかし、使用頻度がそれほど高くないナビに車両本体価格の１割以上も支払うというのは、冷静に考えれば高すぎる買い物です。
性能がよくなってきた数万円の簡易型メモリーナビ（PND）は、ダッシュボード上に装着しないといけないのが目障りで防犯上の問題もあるため購入しませんでしたが、センターコンソール内にきれいにインストールできるようになればPNDでも十分だと思います。