2014年に観た映画ベスト＆ワースト

今年、映画館で観た本数は16本（ベイマックスは年明けに鑑賞の予定）。珍しくYCAMで興味のある映画が何本もあったのに、上映期間が短いため当日に用事があったり体調を崩したりでまったく観に行くことができなかったのが残念でした。

ベスト5
1.ウルフ・オブ・ウォールストリート
まず、マコノヒーが強烈な印象を残し、ディカプリオのヤク中演技が最高！ジョナ・ヒルの変態ぶりも素敵!!同日に観た「アメリカン・ハッスル」も悪くはなかったのですが、これを観た後では印象が薄くなってしまった。

2.ゴーン・ガール
最近は出来が安定してきたD.フィンチャー監督作ですが、「ソーシャル・ネットワーク」>「ドラゴン・タトゥーの女」>>「ゴーン」という印象かな。ほぼ完璧な前半と比べると、後半は穴があり過ぎじゃろうと観た直後は思ったのですが、元ボンドガールのロザムンド・パイクがヨカッタし、あとからジワジワ来る。もう一度、観に行こうかしら。

以下同順
インターステラー
「2001年宇宙の旅」を強く意識した映画と聞いていましたが、親子の絆の描写が多く、泣いてしまいました。ちょっと長い気がしたし（169分間）、突っ込み所も多かったのが減点ですが、IMAXで観たので音響の迫力がすごかった。

ラッシュ/プライドと友情
久々の本格的なモータースポーツ映画に万歳!!日本GPのシーンなど突っ込みどころがないわけではないのですが、当時の雰囲気を再現していて好き。大好きな場面はヒッチハイクのくだりで、他の観客からも笑い声が上がっていました。F1を知らなくても楽しめる快作。満点じゃないのは、結果を知っていたからかもしれないけれど、何かもう少し…

猿の惑星：新世紀 ライジング
今作は展開が早くて、おもしろかったな。射撃を器用にこなす（用心金に指が入るのか？）猿が強すぎる気もしたけれど。次回（完結編？）は人間とサルの全面戦争になって核兵器を使った結果、オリジナルの自由の女神へと繋がるのだろうか？と、今後が楽しみ。

ワースト2
1.フューリー
この時代に戦車映画！しかも、本物のティーガー１が動く!!などなど期待が大きかっただけに、がっかり。そのティーガーが出てくるのも数分間で物足りないし、変な戦い方だったなぁ。武装親衛隊は弱すぎるし、リアルさを追求したというけれど脚本はダメなんじゃないの？ブラピが強すぎ！

2.ホビット 決戦のゆくえ
「ロード・オブ・ザ・リングス」では三段ロケットのように盛り上がったのと比べると、その二番煎じのようで何か乗り込めなかったなぁ（前作「竜に奪われた王国」は好きだったのですよ）。駄作ではないのですが、LotRが偉大過ぎたということでしょうか。