吉富寿し（福岡市中央区）
天神から歩くこと20数分で見えてきた雑居ビル1階に、ひっそりとお店があります。看板も読みづらいのでまず飛び込みの客は来ないだろうと思いますが、大人気店ですから予約なしではまず入れないでしょう。一度目は予約が取れなかったので、今回は10日前に予約してから訪れました。
12時25分頃に到着して8人掛けのつけ台に案内されたあと、待たせていた分の鮨がささっと出てきました。本当は12時きっかりに行って、ほかの客と同時に開始すべきでした。
昼のメニューはコース（5,250円）のみで、大将が人数分を握ってから一斉に客に提供する方式です。おそらく13時過ぎには2順目の客があるはずですし、大将が皆の状況を見ながら握るので、自分のペースでゆっくり食べたい方にはあまり向いていないかもしれません。
昼のメニューはコース（5,250円）のみで、大将が人数分を握ってから一斉に客に提供する方式です。おそらく13時過ぎには2順目の客があるはずですし、大将が皆の状況を見ながら握るので、自分のペースでゆっくり食べたい方にはあまり向いていないかもしれません。
大将が握る鮨には荒塩やスダチが振られたり、煮ツメやしょう油（煮きり？）が刷毛で塗られてたりしてから、目の前の笹の葉に置かれます。鮮度命の素材勝負というのではなく、その多くが煮たりあぶったりと仕事がしてあって、こういう鮨は絶対地元の山口県では食べられません。酢飯は赤酢が使ってあるのでしょうかやや赤みがかっており、口の中でふんわりとほぐれて、甘すぎずタネの邪魔をしません。アワビとかオクラの鮨が特に印象に残りました。
十数貫のおまかせコースが終わると、追加注文がありますか聞かれますので、ほかのお客さんは「2番目に出てきたの」とか「アマダイを」とか注文していました。握りが小さい鮨なので、食べようと思えば最初から最後まで頼んでもいいのですが、とんでもない金額になるから追加はしなかったものの、やはり物足らずに店を出てからラーメンを食べました（笑）。夜は、ここで腹ごしらえをしてからさあ呑みに行くかぁというような使い方がいいのかもしれませんね。
鮮魚を食べたいだけなら魚屋直営の回転寿司で充分ですが、ちゃんとした鮨を食べるなら、それなりの店にいかないとなぁと改めて思いました。雰囲気は固苦しくないし、金額も内容を考えれば高くはないと思います。また行ってみたいです。
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※2010年7月1日時点の情報です。
ID:0002729140
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